意地悪なキミと恋の勉強


……朱里のバカっ!!!


バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ!!!!!!!!!!!




テーブルを確保し


早速ノートを広げる。




「……ぁ、いた。」




朱里が走ってきた。


あたしの隣に座る。




「前が空いてんだから

そっちに座りなよ」




シャーペンを握って


朱里に言った。



すると朱里は……





「……ヤダ。

隣がイイ」



とかなんとか言って


くっついてきた。




………ムカつく。



ムカつく……けど…





べったりしてくる朱里は


なんだか子犬みたいで
可愛くて……




つい、頭を撫でた。


.
< 164 / 371 >

この作品をシェア

pagetop