意地悪なキミと恋の勉強

「……えっと…」



今日は……助けてくれて…



「あ、り、が、と…う

……と」



それから、適当に打って


送ろうとしたとき




〜♪〜〜♪



携帯が鳴った。


……メール…？



誰だよ、こんなタイミングで…




ちょっとムカついたけど

メールを開けてみることに。









「……えっ…」




その件名を見て


びっくりした。





………なんてタイミング…






「……ふふ…」




あたしは


さっき打ったメールを送った。





……今来たメールの差出人



朱里 に向けて……



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