意地悪なキミと恋の勉強


「……はぁ…

可愛いのは李呼の方だよ?


そんなこと言って

キスしたら、風邪移るかもよ?」



朱里は、ニヤリと笑って


階段を下りていく。





「……朱里の風邪なら

移ってもいいかな…」




なんて


絶対言わないけど。




ちょっとフラフラしてる
朱里を追いかけるように


階段を下りた。



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