意地悪なキミと恋の勉強
次の日。
目が覚めたときには
体のダルさは無くなって
スッキリしていた。
移ってないみたい。
よかった。
リビングには
朱里がキッチンに立つ姿が。
「おはよ」
「おはよ。風呂、入る?
昨日、入れなかったでしょ」
そういえば
寝ちゃったんだ。
「……じゃぁ…」
着替えはないけど…
いっか。
明日はお休みだし。
朱里に言われるまま
お風呂に入らせてもらった。
今は午前6時。
7時半までには
出ないと間に合わないかな?
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