意地悪なキミと恋の勉強
泣きながら
舞結に訴える。
「…確かに、あのときの朱里は
なんか変だったね……
浮気してるからかも って
思ってたけど、違うみたい」
舞結が、顎に手を添えて
悩んでいる。
……あたし…
どうしよう…!!!
「謝ればいいじゃない」
「そんなの無理っ!!!」
サラリとそんなことを言う舞結に、つい大きな声で反対した。
今さら
謝られても……
「……あたし
ホントに生きていけないっ!!!」
あたし、朱里に『サイテー』
とか言っちゃったし……
『所詮、朱里もそんなものか』
とか思ってしまったし!!!!!
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