意地悪なキミと恋の勉強


そんな変なこと

聞いたかな?




「…なに、急に」


「だって……あたしは、朱里にすごくハマってるから…

朱里はどうかな?って」




自然に、ニコニコと

笑顔が漏れる。



しばらく見つめていると


朱里はため息をついた。




「……はぁ、李呼は

わかってない…」


「…え?」




そのまま、何も言わず


あたしにキスを浴びせる。



何何何何何何何!!!!?//////




「…ゃん、朱里…

くるし…ん……」



「…李呼は、わかってないよ?」




気付けばあたしは……



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