意地悪なキミと恋の勉強


眼鏡の奥に

輝く、水晶のような瞳。



……てゆうか…





「き、キスマーク!?///」



ま、まさかさっきのが……




「李呼、白いから

くっきりついちゃった」




悪気のなさそうに


舌を出して笑う。



………最悪だ。




「…ま、愛の印ってことで♪」


「………じゃ、あたしも…」




あたしは、おもいっきり

勢いをつけて起き上がる。


朱里は気を抜いてたみたいで

簡単に倒れてくれた。




「……な、り、李呼!!?////」


「朱里がつけるなら、あたしも」



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