意地悪なキミと恋の勉強
「よし、泳ごう♪」
李呼は泳げないらしい。
海は怖いんだとよ。
可愛いな、全く。
一人で行かせるのは危ないから
俺がついていく。
ほらほら
さっきから男の視線が痛いっつの。
李呼は無自覚だから
絶対に気付いてないけどな。
それからは何事もなく
海に浸かったり
かき氷を食べたり
幸せな時間を過ごした。
まぁ、俺らの幸せオーラで
誰も近付けなかった感じ?
声かけたそうな男は
たくさんいたけどな。
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