意地悪なキミと恋の勉強
「えっ…?」
「『李呼がいなくなったから、携帯番号教えろ』って。
自分で聞けって話!!!」
……だからか…
朱里があたしの番号
知ってたんだ。
「ついでに、李呼が朱里の聞きに来たって
言っといたからね♪」
「えっ!!!///なんでょっ!!///」
あたしは、平然と言う舞結を
バシッと叩いた。
「…まぁ、その方が都合いいし。
昨日アンタらが会えたのは
あたしのおかげ!!!!
ありがたく思ってほしいゎよ」
………別に
「別に、会えなくても
よかったもんっ……」
「あらら、強がって。
可愛いわね」
うるさいやいっ!!!!
「あたし、朱里に会って
まだ1日しか経ってないし…」
「好きになるのに時間なんて
関係ないわよ」
どんどんペースを上げる舞結。
必死でついていきながら
話を続ける。
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