意地悪なキミと恋の勉強


「…ん、美味しい!!」


「ホント?よかった」




あたしは

お母さんの笑顔が好き。



すごく綺麗に

可愛く笑うから。




「…ぁ。明日ね?裕貴が李呼に頼みたいことがあるって。」


「裕貴が?」



あたしに頼みたいこと……?


なんだ??



よくわかんないけど

帰ってきたら聞こう。




あたしは自分の部屋に行って


着替えた。




……ぁ



「朱里に電話してみようかな」




忘れない内に……



早速あたしは朱里に電話してみることに。




プルルル……



何度かコールが鳴り


誰かが出た。




「…も、もしもし……」



『あれ、女の人…?
ちょっと、兄貴〜!!!彼女から電話〜っ!!!』



若い女の子の声。


てゆうか……



「あの、あたしは彼女じゃなくて……
お、お友達です……」



ちょっとキョドりながら

言った。


.
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