君の全てを教えて。
「・・・えっ?」
「てめぇ、ふざけんなよ?」
「優斗っ!
吉田さんをはなすんだ・・・!!」
和輝が割って入って来る。
「好きだ?嫌いだ?
何言ってんのてめぇら。」
「・・・っ」
「本当の俺も知らなかったわりに??
そんなことよく言えんな。」
「優斗!もうやめ・・・」
「お前俺の事本当に好きなわけ?」
俺は顔を近付けて言った。
「ぅ・・ ぅん。
好き・・・・・・」
赤くなった顔を俺から少し背けながら答えた。
「ふーん・・・・」
「じゃ、今日俺ん家来る?」
「えっ・・・・?」
「優斗っ!何言って・・」
俺はこいつの耳に顔を寄せて言った。
「俺ん家来たかったんだろ?
ドsな俺見たかったんだろ?
俺と気持ちいいこと、
したかったんだろ?」
嘲笑うかのように
こいつを見て言った。
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