君の全てを教えて。
ガラッ
俺は不安な気持ちで、
教室のドアを開けた。
「優斗!」
今までと何も変わらず、
いやそれ以上?の人に
出迎えられた。
「何で・・・?」
「昨日の優斗めっちゃ
かっこよかった!」
「だよね。普段もいいけど昨日もよかった〜!」
「うん。ちょ〜〜
かっこいい!!!」
・・・へ!?
なんかよく分かんねぇけど、なんも変わっては
いなかった。
「はぁ。」
俺は安堵の溜め息を
もらした。
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