王龍










「てな、わけで
  ミヤギ ウキョウ
俺は宮木 右京
改めてよろしくね」




宮木は
あたしに手を
差し出してきた




・・握手って事か?



「あ、はい」




あたしは
少し警戒しつつ
宮木の手を握った




「敬語」




「え?」




「敬語じゃなくていいよ
それと俺の事は
右京でいいから」




「・・分かった
よろしくっ右京」






「じゃあ行こうか」





あたしは
先に歩き出した
蓮と右京の
後を付いて行った









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