約束の誓い
第2章
迷う心 from美雨
「私…本当に今困ってるんだけど…」
部活中、親友の杏(アン)に話しかけた。
「ん…美雨が困ってる時に助けてくれる人。優しい人。愛してくれる人。それだけじゃダメ。美雨がまちがったことをしたり、やってはいけない事をした時に素直に怒ってくれる人。それが本当に美雨の事大切にしてくれる人だと思う」
「そっか。そうだよね。杏ありがとう」
いつも私が困ってる時、杏は助けてくれる。
本当に大好き。
「あー1つ。美雨に言いたいんだけど…」
「ん?何?」
「友達で相談にのってもらいたいのはわかるけど、美涼にはあんまりのってもらわない方がいいと思うの」
「何で?」
「だっていくら友達とはいえ拓真君を譲る気のない美涼はどうにか理由をこじつけて、諦めさせるはず。もしそうなったらどう?悲しいでしょ」
確かに杏の言うとおりなんだ。
美涼の言ってたことが頭に思い浮かんだ。
“でも拓真は譲らないもん。でも拓真は譲らないもん…でも拓真は……”
部活中、親友の杏(アン)に話しかけた。
「ん…美雨が困ってる時に助けてくれる人。優しい人。愛してくれる人。それだけじゃダメ。美雨がまちがったことをしたり、やってはいけない事をした時に素直に怒ってくれる人。それが本当に美雨の事大切にしてくれる人だと思う」
「そっか。そうだよね。杏ありがとう」
いつも私が困ってる時、杏は助けてくれる。
本当に大好き。
「あー1つ。美雨に言いたいんだけど…」
「ん?何?」
「友達で相談にのってもらいたいのはわかるけど、美涼にはあんまりのってもらわない方がいいと思うの」
「何で?」
「だっていくら友達とはいえ拓真君を譲る気のない美涼はどうにか理由をこじつけて、諦めさせるはず。もしそうなったらどう?悲しいでしょ」
確かに杏の言うとおりなんだ。
美涼の言ってたことが頭に思い浮かんだ。
“でも拓真は譲らないもん。でも拓真は譲らないもん…でも拓真は……”