約束の誓い
「だーかーら、美涼と別れたんだって」

「何で??」

「美涼の奴他に好きな人ができたって。でも俺はいい。美雨一筋だから。いいきっかけになった」

「でも…」

「あっ、そうだ。もうすこしで美雨の誕生日だよな。俺、美雨のパーティセッティングしたからな」

「ありがと」

でも、本当は困ってる拓真の優しさに。私のこと思ってくれるのは嬉しいけど、ついさっきまで確実に私の気持ちは海斗のほうにいっていた。さっきまでは…。

「もう、本当に優しいんだから。拓真は」

「いやぁ。あっ、また帰ったらメール送るから」

「うん♪」

そして二人はわかれ、帰宅。

ブーブーブー 
言った通り拓真からメールがきた。


『押忍☆これがスケジュールだぞ!
日時○月○日 ○○時
場所美雨の家。きれいにしとけよ☆

分かったな。じゃあ、そういうことで』


『わかったよ♪
まぢ嬉しい。ありがとう★』


数時間後。
今は11時。暇ぁー。そうだ!!もう1回確認しとこ。拓真からのメール。
「日時OK!場所OK!メンツ…あれ見るの忘れてた。アララ…」
メンツ、俺・美雨・杏さん・剣・海斗
「おっ、結構いいメンツじゃん!!海斗…選択で知りあったんかな?」

なんか嬉しいようで憂鬱。

ブーブー
あっ、メール。剣から?そこにはなんと

「えっ…」



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