約束の誓い
「美雨驚かずに聞いてね」
こんな真剣な杏久しぶり。

「う…うん」

「あたし、彼氏ができたの」

「え!?やったじゃん杏!!ってかそんなこと一言も聞いてない」

「ハハ。ごめんごめん」

「で…!?その彼氏って誰??」

「実は……剣なんだ」

「剣…なんだ…。お幸せに」

えっ今日剣来るよね。だから杏の服気合入ってるんだ。
剣が前にメールで彼女が出来たって言ってたの杏だったんだ。

杏のことむかついてる…。友達なのに…
ごめんね。杏。杏は何も悪くないのに、口調きつくなって。

「美雨?何で怒ってんの?」

「ううん。ごめん。なんでもないよ…」

今の私友達として最悪だよ。
杏の幸せを誰よりも願わなきゃ。


「もうみんな来る時間だね」


「おじゃましま〜す」

海斗・拓真・剣三人できたんだ。

「いらっしゃい☆」

「誕生日おめでとう」

「みんなありがとう♪」



数時間後。
みんなはっちゃけてます!!
「王様ゲームしよーぜ!!」

拓真〜まじかぁ…。まっ、でもいっか♪


「イエーイ」

…私は3番。王様は杏。

「んえっと…3番と4番がキス!!」

えっ…キス!?

まじ!?


てか、4番って……

「俺4番!!」


海斗!?

< 32 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop