約束の誓い

決意をこえて from拓真

ショックでした。俺はあの時…。
美雨のことずっと好きだった。その美雨を剣にとられたー!!
多分俺の心に油断があったんだ…。

美雨は自動的に俺の所にくると思ってた。バカだー。
でも、美雨は幸せ。それでいい。美雨が幸せなら…。そのかわり、支える一番の親友になりたい。

でも…最後に…気持ちを伝えてから…





「ごめん。拓真ー遅れた。で、話って?」

「あっ、俺決めたんだ」

「えっ、どういう意味??」

俺は悩んだけど今の気持ちを伝えたい。
「俺、ずっと美雨のこと好きだったんだ。でも、もういいんだ。美雨が幸せなら。本当は剣から美雨を奪いたい。けど…やっぱ好きな人の幸せを願うのが男だろ?何って…!美雨が俺のこと好きにならないのもわかる。けど…これからもお前の男友達でいたい。いい…かな??」

「ありがとね。拓真。こんなあたしだけど…。相談とかいっぱい言い合える良い友達になろうね」

「おう」


俺はホッとした。

「じゃあ、互いに相談したかったら柚亞実公園に集合しよ!!」

美雨と相談し合えるのは嬉しい。
けど、やっぱ剣のことで相談をうけるのは辛い。

…いや今俺は決めたんだ。美雨と友達になるって。

だったら…

「いいよ」

大人になろう。

「じゃあいきなりなんだけど、剣の誕プレ何がいいと思う???」

誕生日ね…。そっか~

「んーあっ!!みんなでパーティして、その時美雨が料理を…」

「拓真~あたしが料理出来ないの知ってるよね?」



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