認めてくれる誰か
認めてくれる誰か
僕は弱い。
そんな弱い僕を
認めて欲しかった。
弱いところもあるんだと
認めて欲しくて吐いた弱音に
帰ってくる言葉は
『君は強いから、大丈夫だよ』
たいていこの言葉で。
どこが強くて
何が大丈夫なの?
悲しみを隠し
貼付けた笑顔で
思ってもいない言葉を並べた。
弱い僕を認め、
理解してくれる人は
誰一人、居なかった。