詩をウタう
one.
『one.』
泣いても、イイよ
カッコ悪くても、イイよ
イイよ、君は
君はそのままの君で、イイよ
立ち止まったり、過去を振り返ったり
「あの頃は良かった」なんて弱音吐いたり
居場所がないとか、独りは嫌だとか
散々叫んで、声を枯らせばイイよ
大丈夫
君が思うほど終りなど簡単にこないさ
大丈夫
君が想うほど未来は寂しいものじゃない
僕が、いるよ
空が、在るよ
風は、ウタうよ
君を、包むよ
どんなに君が嫌だと言っても
僕は、待ってる
君を、待ってる
傷跡は残る
生きた証さ
それでも僕らは
一瞬だけ、
本当に一瞬だけれど
痛みを忘れられる瞬間に出逢える
僕はそう信じてる
だから待ってる
君を待ってる
信じているよ
いつか君が僕を信じてくれる日がくると
僕は信じて
君を待ってる
だから君は
独りじゃないよ