桜咲く、恋






それは“宣言”というよりも



プロポーズみたいな告白だった。






「紗紀………」




『…ん?』





もう既に私の瞳にはまた涙が浮かんでいる。



今日何回泣くんだろう……私って。




そう思うけど泣いちゃうんだ。






晴希に抱きしめられて



晴希に好きって言われて




晴希とキスをして





私、幸せなんだよ。





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