『好き』を教えて
・迷う心
「…おやすみなさい…」
「おやすみ…」
あの時、木下さんは私とのキスを後悔してるように見えた。
私の方を一切見ずに正面を向いたまま。
そんな木下さんの態度に胸が痛くなるばかりだった。
部屋に入ると涙が後から後から零れてくる。
どうして私はこんなに泣いてるの?
どうして私は木下さんの態度にこんなに傷ついてるの?
理由は薄々わかってる。
だけど、私は遠藤さんと別れたばかり。
しかもそれは木下さんの助けを借りて。
そんな私がどの口で言えるんだろう?
木下さんが好きだなんて…。
あのキス。
お互いの想いが通ったんじゃないかって一瞬思った。
もしかしたら木下さんも私を想ってくれてるんじゃないかって。
でもそんなのは私の幻想。
だからこんなに悲しいんだ…。
「おやすみ…」
あの時、木下さんは私とのキスを後悔してるように見えた。
私の方を一切見ずに正面を向いたまま。
そんな木下さんの態度に胸が痛くなるばかりだった。
部屋に入ると涙が後から後から零れてくる。
どうして私はこんなに泣いてるの?
どうして私は木下さんの態度にこんなに傷ついてるの?
理由は薄々わかってる。
だけど、私は遠藤さんと別れたばかり。
しかもそれは木下さんの助けを借りて。
そんな私がどの口で言えるんだろう?
木下さんが好きだなんて…。
あのキス。
お互いの想いが通ったんじゃないかって一瞬思った。
もしかしたら木下さんも私を想ってくれてるんじゃないかって。
でもそんなのは私の幻想。
だからこんなに悲しいんだ…。