飛鳥
プルル プルル
「はい。
一条です。
あっ、ちょっと待っててね。」
「羽鳥~
佳茄ちゃんから電話よ~~~~~」
佳茄は、
幼稚園からの仲
今は、毎朝一緒に学校に行っている
ダッ ダッ
「はいっ。」
「あ~
羽鳥明日何時に行く~?」
あぁ、
受かったんだ。
じゃなきゃいつもと同じ時間でいいんだから、
電話何かしてこない。
「何て書いてあったぁ?」
気になる
「合格。
おめでと。
って、書いてあったよ。
みんな違うの?」
「わかんないけど
みんな違うのかなって
思って聞いてみた。」
私は、自分が落ちたとは言っていない。
どうせいずれ解ってしまうんだから…………。