ひとの女を抱いてみた


「おぉ、ポチ。こんなとこにいたのか。オマエ最近一人で散歩するなぁ、お父さんはちょっと寂しいぞぉ」

そういいながら色黒のタンクトップの少年が、キャンキャンとほえ立てる白い犬を片手で抱き上げた。


「圭介ーお前、犬にポチって名前ひねりなさすぎやな」

色白の線の細い少年が呆れた顔で、飼い犬の黒い犬に近づく。

「直人のジョセフィーヌって名前もセンスないやろ、雑種のエロ犬のくせに」


「エロ犬いうなや!」
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