私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~
「ったく、酷いな君は」


紫水は笑顔で返す。


(本当はコイツの考えていることなんて分かってるんだけどな。

顔に出てるし…… ←by 紫水)




「おっ、あった!!」


噴水の方から声がして振り向くと、先ほどまで蚊帳の外状態だった遥が何やら叫んでいた。

キュンちゃんを発見したらしい。


よほど嬉しかったのか、興奮した様子でこちらを振り返る。


ドキッ。


ニカッと白い歯を覗かせた笑顔に胸が高鳴る。

振り向いた拍子に髪から水滴が飛び散り、それが太陽の光を反射してきらめいていた。


なっ、何今の……?//


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