私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~
それで終わりかと思いきや、今度は紫水が進み出てきた。
「これは僕から」
そう言って差し出されたのは、上品な装飾の施された箱。
お礼を言って受け取り、蓋を開けると目に入ったのは腕時計。
『こんな高価な物、もらえないよ』
文字盤にあしらわれた宝石がキラキラと輝いている。
豪華なのに成金趣味っぽく過剰に派手なところはなく、上品なデザインなのがいかにも表・紫水らしい。
すごく高そうだ。
「いいから受け取って。
君のために選んだのだから」
『で、でも……』
紫水がタダでプレゼントくれるなんて何だか怖い。
まごまごしていると紫水が腰を屈め、下から顔を覗き込んできた。
「これは僕から」
そう言って差し出されたのは、上品な装飾の施された箱。
お礼を言って受け取り、蓋を開けると目に入ったのは腕時計。
『こんな高価な物、もらえないよ』
文字盤にあしらわれた宝石がキラキラと輝いている。
豪華なのに成金趣味っぽく過剰に派手なところはなく、上品なデザインなのがいかにも表・紫水らしい。
すごく高そうだ。
「いいから受け取って。
君のために選んだのだから」
『で、でも……』
紫水がタダでプレゼントくれるなんて何だか怖い。
まごまごしていると紫水が腰を屈め、下から顔を覗き込んできた。