私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~
視線をさまよわせていると、紫水と目が合ってしまった。


ふぅ、びっくりした~。

紫水と話してると、心の中を見透かされてるような気がする。

それにしてもこのグループってどうなってるの?

怪物2匹って……。



「ああ、そうだ。

これもあげるよ」


私が考え込んでいる間に近づいてきていた紫水。

その手には純銀製のお盆。

不気味な色の液体がグラスに注がれている。


これはもしや……?


「さっき君が欲しそうにしていたからね。

仲良しさんのお二人でどうぞ」


< 200 / 212 >

この作品をシェア

pagetop