俺様男とLOVEゲーム
ばっちりメイクして、鳴っていたメールも無視して準備に追われてた。


まぁ、今日のエステはボディだからね。

メイクにぬかりはないわ。


浮足気分で玄関のドアを開けた…


はぁぁぁぁぁ?!


ドアノブを掴んだ手に少し力が入る。


だって…


目の前には…



「…ちょっと!なんであんたがいるのよ?!」


そう。


ドアを開けて、最初に飛び込んできたのは、外の景色でも隣人でもない。



「遅せぇよ。何分待たせんだ!」


はい。

私の嫌いな男。


「は?!約束なんかしてない!」


「メールした。今から行くってな。見ないおまえが悪い。」


あ…そういえば誰かからメール来てた。


ってか、返事してないし。



「いいって言ってない!」


フッと余裕の笑みで見下ろした。






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