【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「じゃあ、私講義あるからそろそろ行くね」


「うん。バイバイッ」




里美は荷物を持つと、そのまま食堂を出て行った。




「……はあ」


ため息を付いたその瞬間―――




ブーッブーッ……。


ケータイが震えた。




「はい。……もしもし」

私は電話に出た。




「おー俺だ」


「……谷口先輩っ?」
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