【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
ここ何日、イロイロあって恭太のことを忘れていた。


だから、なんかもうすっかり未練なんてものはなくなった。




「元気か?」


「……うん」




でも、やっぱり思い出すとムカつく。


3年も付き合ったのに、私のことは遊びだったんだから。




「そうか」


「……で、なんか用?」



私は机に頬杖を付くと、恭太をジッと見つめた。
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