【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
恭太は私をジッと見つめてきた。




「……別に。私、恭太にもう未練はないから」


「……え?」


「恭太にはもう未練はないって言ってんの」




ちょっとだけ声が荒くなった。




「……そっか」


「うん。……アンタみたいなサイテーな男、もう好きじゃないから」


「…………」


「3年も付き合ったくせに、今さら遊びだったって?……ふざけるのもいい加減にして」
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