【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
私は声を荒げてそう言うと、スプーンをテーブルに置いた。




「……ごめん」


「ごめん?……私が聞きたいのは、そんな言葉じゃないのよ!!」


「ごめん」




私がそう言っても、恭太は"ごめん"しか言わなかった。


恭太を見ていたら、余計にイライラが増してくる。




「……誰も"謝って"なんて言ってないっ!!」


私は声を荒げた。
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