【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「うおっ……おっかねーっ」


ナンパ男がビビって、目を見開く。




「わかった?……殺されたくなきゃ、早くどっか行って」


私はそう言うと、そのまま歩き出した。




ちょっと歩いて振り返ると、もうナンパ男は居なくなっていた。


……はあ。やっと居なくなった。




「……ふう」


そのまま家に帰った私は、ソファーにうなだれるように座った。
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