【完】王子様は年上男子!?―年上王子様と年下美少女☆―
「え?あっ、うん。わかった」


私は「ごめん。すぐ戻るね」と言って、急いでキャンパスの中に戻った。



「あっ、あったあった」

机の中からケータイを取り出し、パーカーのポケットに入れた。




「よし、急がなきゃ」


そして、教室を出ようとした時―――




「はあ……かったりー」

その声とともに、誰かが入ってきた。




私はとっさに机の下に隠れた。
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