好きだけじゃ…
―次の日―

「ねぇ、なんで笹塚先輩がいるの?」

部屋に来ると笹塚先輩と琉斗先輩がオセロしてた

「だって美鈴が遅いから。オセロは一人じゃできないだろ?」

笹塚先輩は手を止めた

「ごめんね、勝手に来て。今日デートなんでしょ?俺 帰るよ」

帰るの!?
じゃあこれで二人きりでデートができる♪

「別にいいよ。このままで…」

琉斗先輩は私と二人きりでデートしたくないの?

「どうしてわかってくれないのよ!」

部屋を飛び出した

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