よせあつめ日記
花音が翔瑠を起こしにいってる間の下の階の様子。
私は夏目花梨。花音の双子の妹だ。
この家族では下から二番目である。
「海斗兄ィ、はい。」
「お、サンキュー!」
青いコップになみなみと注がれたコーヒーを渡す。それを手に持って新聞を読む海斗兄ィはなかなか様になってると思うのは私だけだろうか。
容姿端麗だからなんでも似合うんだよねー。
「はい、お弁当。」
「うん、ありがとう。」
料理担当の彼方兄ィはエプロンをしてまるで主婦みたいだ。あ、いや主夫か…。
「そういえば要芽は?まだ起きてこないの?めずらしいね。」
「違う違う。今日は朝練だとよ。」
ああ、朝練か…。
まぁ居るだけ邪魔だけどな。
いつも喧嘩吹っかけてきたり私のこと馬鹿にしたり……。
ああ、もうやだーっ!
と、大きなため息をついたその時…
ドタドタドタドタドタドタッ!
バタンッ!
「8時だとっ!」
は?
いきなり降りてきた翔瑠に呆れる私達。
翔瑠の朝寝坊は毎日のことで世話役の花音は毎日違うやり方で翔瑠を起こしていた。
我ながら恐ろしい姉をもったと思う。
「翔瑠、朝ご飯食べちゃって。」
「…………………。」
彼方兄ィは呆気にとられてる翔瑠に苦笑しながら言い付け、翔瑠も嵌められたと悟ったのか渋々食卓につく。
「りんちゃん、そろそろ学校行こう。」
「あ、うん。」
にっこりと綺麗に笑う花音に引き攣る口角。
逆らうことは許されない…。
っと冗談は置いといて…………
「「行ってきまーす。」」
どたばたな朝。
私は夏目花梨。花音の双子の妹だ。
この家族では下から二番目である。
「海斗兄ィ、はい。」
「お、サンキュー!」
青いコップになみなみと注がれたコーヒーを渡す。それを手に持って新聞を読む海斗兄ィはなかなか様になってると思うのは私だけだろうか。
容姿端麗だからなんでも似合うんだよねー。
「はい、お弁当。」
「うん、ありがとう。」
料理担当の彼方兄ィはエプロンをしてまるで主婦みたいだ。あ、いや主夫か…。
「そういえば要芽は?まだ起きてこないの?めずらしいね。」
「違う違う。今日は朝練だとよ。」
ああ、朝練か…。
まぁ居るだけ邪魔だけどな。
いつも喧嘩吹っかけてきたり私のこと馬鹿にしたり……。
ああ、もうやだーっ!
と、大きなため息をついたその時…
ドタドタドタドタドタドタッ!
バタンッ!
「8時だとっ!」
は?
いきなり降りてきた翔瑠に呆れる私達。
翔瑠の朝寝坊は毎日のことで世話役の花音は毎日違うやり方で翔瑠を起こしていた。
我ながら恐ろしい姉をもったと思う。
「翔瑠、朝ご飯食べちゃって。」
「…………………。」
彼方兄ィは呆気にとられてる翔瑠に苦笑しながら言い付け、翔瑠も嵌められたと悟ったのか渋々食卓につく。
「りんちゃん、そろそろ学校行こう。」
「あ、うん。」
にっこりと綺麗に笑う花音に引き攣る口角。
逆らうことは許されない…。
っと冗談は置いといて…………
「「行ってきまーす。」」
どたばたな朝。