私の彼女
麻子とイズミはバイトに行くまで、ミスドで時間をつぶしていた。

イズミ「すごいね、麻子。あんた勉強しちゃったの??」

麻子「あたしの前回のクソみたいな成績じゃさすがにヤバイし…でも、テンション下がるわ~」
成績が良いのに悩んでいるのがイズミにはよく分からなかった。

イズミ「なにがだよ!たかが1個だけ5が取れなかったからって・・・」

麻子「その1個が問題なのよ。よく見てよ・・・」

イズミは再び麻子の成績表をよく見た。

『音楽:1(出席日数不足)』

イズミ「プハ!!音楽、補講かよ!あんた、遅刻ばっかしてるから!!」

――――――――

時は過ぎ、あっという間にクリスマスイブ。
光と理華は部活、イズミはバイト、麻子は音楽の補講を受けている。
その後、4人で集まる事になっている。


理華「部活終わった?」

光「うん、今終わったトコ。」

理華「わっ、すごい汗!!」


ポンポン

理華がタオルで光の額を拭うと、光は更に自分の体温が上がるのを感じた。

理華「イズミ、そろそろ着くって。麻子はまだ補講終わってないから音楽室の前まで行こうよ。イズミにも来てって言ってあるから♪」
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