私の彼女

理華「あ、あたしちょっと職員室に提出物出してくるね。」

そう言って理華は鞄を持って教室を出た。

麻子「そろそろ行くか…」

イズミ「ｵｯｹｰ♪うちらもちょっと行ってくんね！」

そう言って麻子とイズミも鞄を持って出て行ってしまった。

光(皆行っちゃった…。あたしも部活行こっかな)

光も鞄を持ち教室を出ると何人かの女生徒が走っている。

光「？」

不思議そうにしている光に一人の女生徒が話かけた。
友達A「光、ﾋﾞｯｸﾞﾆｭｰｽよ！今、理華が田村にﾁｮｺあげてるんだって！！」

光「えっ？」

友達A「一緒に見に行こっ」

光は半信半疑で野次馬に紛れながら覗き見ると、そこには楽しそうに話す理華と田村がいた。
そして、田村の手にはしっかりとﾁｮｺが。

光(なんで………理華。)

友達A「やっぱりね～。いやぁ、うらやましいね、あれ？…光？？」

光は友達Aが話終わらないうちにその場を去っていた。