私の彼女
麻子「いい?絶対に笑っちゃダメよ。」

イズミ「もちろん!失敗したら昨日のウチらの苦労が台無しだもん。」


コンコン


扉の向こうから『どうぞ』という声が聞こえ、麻子とイズミは扉を開く。

麻子・イズミ「失礼しまーす」

教頭「ゲッッ!?お前ら何の用だ……」

麻子・イズミが開いた扉は教頭室のものだった。

イズミ「ウチら、いつも教頭に迷惑をかけてるんで」

麻子「反省の意味を込めて」

麻子・イズミ「コレ食べてください!!」

―――――――――――

一方、光が部室で着替えていると1年の後輩がやってきた。

後輩「光先輩!これどうぞ!!」
光は「ありがと。」と言って4個目のチョコを受け取った。

光「…あっ、ちょっと待って!良かったら、昨日作ったから食べて。」

そう言って、光は理華に渡すはずだったチョコクッキーをあげてしまった。
後輩は大喜びで、他のみんなに自慢しに行った。今の光は後悔も何も感じなかった。
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