私の彼女
理華「来週、佐野高校と試合でしょ?勝てそう??」

光「…うん。」
着替えながら、そっけなく答える。

理華「もし勝てたら、帰りにこの前もらった遊園地の券使わない?バレンタインイベントやってるし!」

光「…いいよ。」

光が理華の言葉に一言でしか返さないので理華は光の異変に気付いた。

理華「光、どうしたの?」

光「えっ?別にどうもしないよ。」

わざとらしく答えると光は理華に悩みを聞かれたくないせいか、柄にもなくべらべらと話し始めた。

光「なんか今日は直子があたしのマークについて―」

理華「光…」

光「シュートしたときあの子の胸で突き飛ばされちゃっ―」

理華「ひかる!!」
理華が大きな声で話を遮った。

光「…何?」

理華「やっばり様子が変だ
よ。何があったか言って!」
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