私の彼女
パーティ委員「じゃ、オバケ役の皆さん!着替えてくださ~い」


麻子「あたしこの魔女のカッコにするわ!」

イズミ「あたしはカボチャのかぶりもの!!…うわっコレ生のカボチャだ!くっせぇ!!」

光は、二人が楽しそうに衣装を選んでいるのをボーッと見つめていた。

麻子「光!さっさと着替えて邪魔しに行くわよ!!」
光「あ…うん。」

そういいつつ光は全く動かない。

麻子「ねぇ、イズミ…」

イズミ「おっけー!」

二人はそーっと光に近付いた。


ガバッ


光「な、何!?」

麻子「あたし達が衣装選んで」

イズミ「着せてあげる♪」

光「やーめーてー…」


光の叫び声も虚しく、5分後には黒いタキシードを着せられていた。

光「これ、なんのオバケよ…」

麻子「しいて言うならホストという名の妖怪かしらね?キャハハ」

イズミ「ほらコレつければ、ドラキュラだよ!いいカンジじゃーん!!」

光はイズミが持ってきたキバを付けた。

光(…しゃべりにくい)

麻子「ちょっとイズミ臭いわよ!……二人とも容赦なくいくよ!!」
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