極甘ミルクティー



数分前、私が翔くんの教室に久しぶりに遊びに行った時。



翔くんってば、他の女の子と喋ってて、

しかも頭なでなでしてるんだよ!?



「絶対ありえない!」


翔くんのバーカ!ハゲろ!

…いや、ハゲはしないでください。


心の中でいっぱい文句を言う。




「何がありえないの?」


後ろからそう聞かれ、まだイライラが抑えきれない私は、振り向きながら



「だからね!翔くんがっ……」

言いかけたところで思考停止。




「ん?…俺が何だって?」


目が笑ってない翔くんが、そこには居た。



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