極甘ミルクティー



何秒…いや、何分?


何の変化もない様子に、私はゆっくり目を開けた。



するともう2人の距離は離れていて、



「キスしてぇんなら、早く言えよ」

そう言って翔くんはニヤッと笑った。




私はそんな言葉に思わず下を向く。



………………恥ずかしい。


おそらく、今の顔は真っ赤だろうな。


そう思っていると、頭を撫でられる。





そんな仕草に原因を思い出してしまいイライラする私は、思わず言った。



.
< 5 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop