極甘ミルクティー
何秒…いや、何分?
何の変化もない様子に、私はゆっくり目を開けた。
するともう2人の距離は離れていて、
「キスしてぇんなら、早く言えよ」
そう言って翔くんはニヤッと笑った。
私はそんな言葉に思わず下を向く。
………………恥ずかしい。
おそらく、今の顔は真っ赤だろうな。
そう思っていると、頭を撫でられる。
そんな仕草に原因を思い出してしまいイライラする私は、思わず言った。
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