【続】婚約者は旦那様♪
中から優羽と桃井の声が聞こえた。




「入るな」



俺は“ガラッ”と扉を開けた。












「・・・・は?」




俺は目に飛び込んできた光景に固まった。



幻覚・・・ではない。




「たっ…達也・・・・」



目の前には涙目で真っ赤になっている優羽。


桃井は隣で面白そうに笑っている。




「なんだよ…それ・・・・」


俺がびっくりしているのは優羽の格好。





だってさ…、朝普通だった服装が・・・

今はギリギリの黒いミニスカートにフリフリの服。髪はクルクルに巻かれている。





「今から優羽が説明するから。じゃね♪」


そう言って桃井は軽やかに教室を出て行った。



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