【続】婚約者は旦那様♪
千亜季さんは達也のほうをチラッと見た。



「当たり前」


達也が当然のごとく答えた。



ほんと… あげなかった時は本当に不機嫌になって大変だったんだよねι


私は少し苦笑い。



「え~!達也だけズルいなぁ」


「次作ったら千亜季さんにも持って行きますね」


「ほんと!楽しみ~!!」


千亜季さんが満面な笑顔で笑った。



やっぱり素敵だなぁ。



「優羽、クリームついてる」


「えっ?どこ?」


達也に言われて顔を触ってるけどわからない。


達也はフッと笑って顔が近づいてきた。



「優羽ちゃん、ここだよ」


そう言って千亜季さんが取ってくれた。



「あ、ありがとうございます」

< 16 / 334 >

この作品をシェア

pagetop