【続】婚約者は旦那様♪

いつも莉奈の助けになってばっかり。


莉奈が困ってるときは、絶対に助けるから…



ありがとう…。莉奈…












空はすっかり暗くなって、月と星が光りだした。


広い野外会場の真ん中では、木をくんでキャンプファイヤーをしている。



楽しそうにしている人達の横を通り過ぎて、私は達也を探す。





「どこにいるのかな…？」



メールをすればよかったんだけど、勢い余って飛び出してきちゃった。



周りは人でごったがいしている。











「－－…優羽ちゃん！」


人を避けながら遠くのほうから将也くんが私の前に来た。





「将也くん････。あ、あのｯ…」



達也は・・・