【続】婚約者は旦那様♪
えっ…
今・・・・
パッと顔をあげると隅の窓側に1つの人影が。
「優羽、どうし・・・・・わっ!」
私は言い終わらないうちに抱きついた。
ずっと…ずっと会いたかった。
「達也ッ…」
達也の匂いも、体温も最近触れていないか懐かしい。
「優羽。どうしたんだよ?なんで、ここに…?」
達也は驚いていたまま私を見る。
「ま、将也くんにここにいるって聞いて…」
顔をあげると達也と目があった。
けど、すぐに逸らされてしまった。
「「・・・・」」
重い空気が流れる。
達也は…今何を思っているんだろう…?