【続】婚約者は旦那様♪
さっきはわからなかったけど細かい傷がいろんなところに。



だてに極道1筋というわけではないことを見せつけられる。




逃げたい…!でも、ダメッ…





「はい。嫁の優羽です」



「初めまして。優羽です」


前に習った通り、頭を下げた。





「ふんッ」


そう一瞥して、源一郎様は中に入って行った。













「ふぅ~…」


私は大きく息を吐いた。


少しほっとして緊張が解けた。




「大丈夫か?優羽」


達也が私の顔を覗き込んだ。




「う、うん…」


横を見ると、達也たちも少し疲れた顔をしている。


まだ出迎えただけなのに…



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