【続】婚約者は旦那様♪
「こんな子会社の娘なんか嫁がせても利益にならん」
「ーっ!」
「止めなさい。達也」
いきなり達也が立とうとしたが智和さんがそれを止めた。
達也は悔しそうに手を握り締めて座った。
そういえば前にカズさんが言ってた。
源一郎様の前では当主の智和さん以外は発言すらできないと…
「とうさん。さすがにそれはマナー違反です。
それに…とうさんが言うほど優羽ちゃんは悪い子ではありません」
智和さん…
胸がジーンと暖かくなる。
「なにがマナー違反じゃ。自分の身内になる奴を調べるのは当たり前だ。
それに・・・よからぬ噂を聞いてな」
そう言って源一郎様の目がギロッと光った。
「ーっ!」
「止めなさい。達也」
いきなり達也が立とうとしたが智和さんがそれを止めた。
達也は悔しそうに手を握り締めて座った。
そういえば前にカズさんが言ってた。
源一郎様の前では当主の智和さん以外は発言すらできないと…
「とうさん。さすがにそれはマナー違反です。
それに…とうさんが言うほど優羽ちゃんは悪い子ではありません」
智和さん…
胸がジーンと暖かくなる。
「なにがマナー違反じゃ。自分の身内になる奴を調べるのは当たり前だ。
それに・・・よからぬ噂を聞いてな」
そう言って源一郎様の目がギロッと光った。