【続】婚約者は旦那様♪

危険な場所だし、達也が怪我をすることもある。



けど、カズさんや組のみなさんはいい人達だし悪いことばかりじゃないって知ってるから・・


だから応援しようと思っていたのに…






「・・・・全部が優羽のためじゃないよ。ずっと考えていたことなんだ」


そうほほ笑んだ達也は、どこか寂しそうだった。




そんな達也を

私は見つめることしかできなかった。












ねぇ、達也。


そんなに私のこと思ってくれるのはすごく嬉しい。



私も達也と同じくらい・・・

ううん、達也以上に達也のこと思ってる。








でもね・・・


私は知っているよ。




達也が楽しそうにカズさん達と話していることも

心から信頼していることも。











私は・・・


自分のせいで達也が進みたい道に進めなくなるのは嫌なの--












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