【続】婚約者は旦那様♪
『どうしたの?なにかあったの?』
「・・・・千亜希さん、大丈夫ですから」
『えっ…』
千亜希さんは意味がわかっていないような声を出す。
でも、それでいい。
「私は千亜希さん達に笑っていてほしいんです」
『ちょっ、優羽ちゃん?それって、ど…』
“ピッ”
千亜希さんの言葉を遮って携帯を切った。
千亜希さんの声を聞いて、もう迷いはない。
あとは・・・私、次第。
そのまま走って家に戻った。